問題解決事例

雨漏りしている屋根をカバー工法でガルバリウム鋼板を重ね葺き 東大阪市

カラーベストをガルテクトに重ね葺きしている屋根

カラーベストの塗装の劣化により雨漏りしていた屋根

施工前

ガルテクトの重ね葺きを行ったカラーベストの屋根

施工後

基本データ

地域:
東大阪市

築年数:
約30年

工期:
4日間

材料:
ガルテクト

カラーベストの塗装の劣化が原因でカバー工法でガルテクトを施工

今回は、東大阪市にある築30年弱が経過し、塗装等の劣化が目立っていた面積152㎡の屋根をガルテクトで重ね葺きしました。

重ね葺き前のカラーベストの屋根

実際の劣化状態は、カラーベスト自体の塗装が剥がれ、下地の黒色が出ています。また、棟包みと笠木の塗装が剥がれ錆の出ているところもありました。

また、実際に雨漏りをしていたようで、屋根の状態から見ても塗装では根本解決にならないこともあり、ガルテクトで重ね葺きを行わせていただきました。

ガルテクトにした理由は、お隣の物件が横暖ルーフをカバー工法で施工していた事から、もう少し良い物にしようということで選択したようです。

カバー工法でのガルテクトの重ね葺き工程

今回の屋根は切妻屋根になっており、少し珍しいことに左右の面積と勾配が違う(大きい方のサイズが2寸5分と5寸5分)違勾配の屋根でした。

ここから工程の説明をさせていただきます。

壁の中に巻き込んでいたため外せなかった笠木 棟包みと笠木が劣化しカラーベストにコケが生えいている屋根

これはカラーベストと笠木と棟包みの状態です。

棟包みと笠木は塗装が剥がれ、錆が出てきています。
また屋根の北側は太陽の当たる時間の短さなどから湿気が抜けにくくカラーベストにコケついて汚れも出ていました。

では、この状態から重ね葺きを行っていきます

まず棟包みを外してルーフィングを貼る

棟包みを剥がした棟の劣化

まずアスファルトルーフィングという防水シートを貼るために、棟包みを剥がしました。
状態は棟のコーキングもボロボロになっている等、かなり劣化していました。

ただ、カバー工法の場合は、補修を行う必要がないので、アスファルトルーフィングを張っていきます。

田島応用化工のタディスセルフを貼った屋根 下葺き材を貼った屋根

今回利用したアスファルトルーフィングは、ゴムアスと言うもので、田島応用化工さんのタディスセルフを使用しました。

ガルバリウム鋼板のガルテクトを貼り、棟と笠木をつける

棟包みと笠木を取り付ける屋根 笠木と棟包みを取り付けた屋根

ガルテクトを防水シートの上に貼り、棟包みを取り付けます。

棟の下地にはタフモックを使用しています。

下地にタフモックを使用した棟 棟包みを取り付けたガルテクトの屋根

笠木の取り付けは、捨て谷を入れ、水切り付けて行いました。
また、既存屋根材のサビが付かないように、通気シートをかぶせています。

コケがついているカラーベストの屋根

また今回の屋根は、テレビアンテナが付いていましたが、使用されていないとの事で、屋根工事のついでに撤去をさせていただきました。

カバー工法だから4日と短期間で完了

今回は、お隣の物件と同じようにガルテクトをカバー工法で施工しましたが、屋根の葺き替えと比べると明らかに短い工期で済みました。

葺き替えのように既存の屋根材の取り外しをする必要がないので、撤去の時間を短縮できます。もちろんその分の費用の発生も抑えることができるので、屋根工事自体が安く済みます。

ただ、建物によってカバー工法で大丈夫なものと適さないものがあるので、屋根工事を専門にしている業者に聞いてみるのをお勧めします。

屋根の中はあまり見ないからこそ早めの対策が重要

今回のカラーベストは、色あせやコケ、ひび割れの発生等、目に見える劣化だけではありませんでしたね。

屋根工事を行う際にしか見ない、笠木等の内部が大きく劣化している事もあります。
そして、その目に見えない部分の劣化から雨漏りが発生する事もあります。

棟包みを剥がしてみて、中のコーキングがボロボロになっていた事が分かったように、その内部の状態は開けてみないと分からない事が多いです。

そのため、雨漏りの原因が屋根内部の場合、塗装などを行ったとしてもその場しのぎで費用が無駄になってしまう可能性があります。

ですので、できるだけ早めに、屋根工事の専門業者に雨漏りの原因の調査を依頼してから対策を検討した方が良いと思います。

屋根の状態によっては、葺き替えよりもカバー工法にする事で費用も工期も抑えられますし、屋根の構造に合わせた補修や施工を行う事ができます。

屋根の状態や雨漏りが気になる方は、ご相談ください。

雨漏りによる屋根のカバー工法は雅工房へ